フリーター(アルバイトやパート)は社会的信用がない
住宅ローンを組むことなんてまずできないし、正社員になろうとしても冷遇される。世間からは常に冷たい視線が浴びせられる。フリーターの社会的地位は、それだけ低い。働いているのに、ニートと大差ないくらいである。
フリーターに社会的信用がない理由
安定した働き方ではないから信用されない
フリーター(アルバイト・パート・派遣社員・契約社員)は、雇用契約期間に定めがある非正規雇用なので、正社員ほど「安定している」とは言えない。だから、住宅ローンが組めなかったり、車のローンが組めなかったり、クレジットカードを作りにくかったり、賃貸契約の時に微妙な顔をされたりする。要は、「こいつ、金払えんの?」と思われやすいということだ。
収入が少ないから信用されない
フリーターの生涯賃金は、正社員の半分以下しかないと言われている。周知の通り、世の中は金だ。お金を持っていない人間は、信用されにくい世の中なのである。
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世間がフリーターを認めていないから
日本には、「正社員こそ全てだ」と思っている人が多い。「稼いでる個人事業主より、給料安くても正社員!」という偏向思考の人もいる。つまり、日本は、働き方の多様性を認めない人が多いということ。偏見を持っている人が多いから、社会的信用が生まれないという要因も考えられる。「フリーター=ダメな奴」というレッテルを貼られた経験は、フリーターならあると思う。
アルバイトやパートは職歴にカウントされないから
転職市場での話。実際は、アルバイト経験などでも職務経歴書に書くことができる。それに、アルバイトだけで生活していても、立派な社会人である。ところが、これが転職市場になると、「フリーター経験は職歴に含まれない」という扱いになってしまう。これは、フリーターから正社員になろうと思った時、大きな障害になる。
フリーターが社会的地位を上げて信用を得る方法
フリーターから正社員になる
一番確実で簡単な方法。日本では、正社員の方がフリーターよりも社会的地位が高い。住宅ローンが組みやすいなど、社会的信用もある。そして、フリーターから正社員になるのは、20代ならば言うほど難しくない。
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事業を始めて独立する
何かできることがあるなら、事業を始めて個人事業主(フリーランス)になるのもあり。稼げるようになったら、法人化して社長になるとか。ただし、業種や収入によってはそこまで社会的地位が向上しないという問題がある。
莫大な資産を持つ資産家になる
特に働いていなくても、莫大な資産を持っていれば、社会的信用を得られる。何かで大当たりすれば、フリーターから資産家になることもできるかもしれない。確率はかなり低いが。