フリーターにはクズが多いのか?バイトはダメ?ニートはどうなのか

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確かに、クズみたいなフリーターもいるだろう。しかし、みんながみんなクズではなく、「しっかりしたフリーター」がいるという事実にも目を向けてもらいたい。頑張って働き、納税し、年金と保険料も支払い、誰にも迷惑をかけていないフリーター。地道に頑張りながら夢を追っているフリーター。「フリーター」という括りをしてしまうと、物事を正しく捉えられなくなるので、おすすめはしない。

「正社員」「派遣社員」「契約社員」「経営者」「個人事業主」「投資家」など。こうやって一括りにすると、「上手くまとめた感」が出る。しかし、実際は、正社員の中にもクズから超優秀な人まで含まれる。経営者などでも同じだ。クズのような経営者だってたくさんいる。

なので、「フリーター」など一括りにして、「フリーター=クズ」のように定義するのは、僕は好きじゃない。現実が見えなくなり、「世間知らずな発言」に繋がるからだ。

クズなフリーターもいれば、クズじゃないフリーターもいる

僕はそういうことだと思う。前述のように、クズみたいな正社員だっているし、クズみたいな経営者だっている。社会なんてそういうものだろうに。「フリーター=クズ」と一括りにするのは極端すぎる(主にネット界隈)。

そもそも「クズ」の定義って何だろう

「フリーター=クズ」だとすると、論点は「お金」とか「労働」とかになると思われる。すると、フリーターは

  • 社会のゴミ(貢献してない)
  • 納税しない人
  • 年金を払わない人
  • 人に迷惑をかける(主に親)

のようなイメージがあるということか?(Yahoo!理恵袋などを見るとこういう意見を見かける)

フリーターにはクズが多いのかを考える

フリーターは社会貢献してないか?クズだけなのか?

アルバイトなどの非正規雇用者がいないと、今の日本社会は成り立たないはずだ。(安くこき使われる人材がいるからこそ守られている報酬や労働者がいる)

日本社会には、非正規雇用者がたくさんいる。小売業界や飲食業界なんて特にそう。仮に、バイトが全て正社員になってしまったら、現在のような物価、便利なお店たちを維持できるのだろうか?やってみないとわからないので何とも言えないが。

フリーターは納税していないからクズ?

確かに、高所得者よりは納税額が少ないのは認める。しかし、アルバイトだって所得税や住民税は給料天引きにされるので、「払わない」なんて選択肢はない。仮に、自分で払う「普通徴収」だったとしても、払わないと督促が来て、無視していると財産差し押さえになるので、やはり「払わない」なんて選択肢はない。

※親の扶養に入ったりしていれば別

フリーターは健康保険や年金を払わないからクズ?

ネットだとこういう見解も見かける。しかし、国民健康保険や国民年金は、免除申請できない状態(一人暮らしフリーターはまず無理)だと、やはり払わないでいると督促が来るし、無視していると財産差し押さえになる。(免除の条件を満たしていても、申請しないと督促が来る)

社会保険と厚生年金を払っているフリーターも多い

条件を満たしてしまうと、アルバイトでも社会保険(厚生年金含む)に強制加入(条件は厳しくない)。つまり、給料天引きになるので、「払わない」という選択肢はない。それに、社会保険の加入条件はどんどん緩くなっているので、今は加入条件を満たしてないフリーターでも、今後強制加入の対象になる可能性は高い。

>>フリーターが社会保険と厚生年金に強制加入になる条件とは

労働して社会貢献し、納税もして年金も払っているのにクズか?

それらをちゃんとやっているフリーターは結構多い。そういう人たちを「クズ」と呼ぶのは適当だろうか?

>>フリーターは悪くない!何がそんなに悪いのか

人に迷惑をかけるフリーターはクズかもしれない

親のスネをかじり、親に迷惑をかけ、その状態に甘んじているフリーターはクズかもしれない。「人からお金を借りておいて返さない奴」くらいのクズかもしれない。でも、単純に「クズ」とは言えないのかもしれないのだ。

フリーターになった背景を考えているか

その人がフリーターになった背景を知らずにクズと呼べるか?

全てのフリーターが、単純に「正社員になりたくない」という理由でフリーターになったわけではない。仮に、そういうフリーターを「クズ」と定義するなら、僕は立派な「クズフリーター」だった。

>>正社員になりたくない!僕がフリーターになった理由

就職氷河期に巻き込まれてフリーターになったらクズだろうか

「就職氷河期」とか「ゆとり世代」とかは、本人たちには避けられないものだということを忘れてはいけない。(「ゆとり」はやたらディスられるが、そもそもゆとり世代を生み出したのは大人たちだし)「時代的に仕方なかった」人たちを指差して、堂々と「クズ」と呼べるだろうか。

正社員時代に心身ともにやられてフリーターになったらクズだろうか

そのため、なかなか「再就職」に踏み切れないフリーターだっている。トラウマを克服するのは、想像以上に大変なことなのだ。長い人生、一時的に「フリーター」や「ニート」になって羽を休めて、何がいけないのだろうか。

>>正社員からフリーターになったらどうなる?なりたい方へ

夢を追いかけるためにフリーターになった

ブラック企業、長時間労働がはびこる日本の現状を考え、あえてフリーターになり、時間の自由を確保して夢を追う人たちもたくさんいる。そういう人たちは目的意識が高く、努力や勉強を惜しまない人も多い。僕の知り合いには、フリーターをやりながら猛勉強して、税理士になった人もいる。

レールから外れただけでクズなのか

日本には、「学生が終わったら就職して正社員」という押し付けが強すぎるように思う。そして、「レールを外れたらクズ」で片付けようとする。
時代は、変化している。「普通と違うものは悪い」と決めつけ、粗探しをして勝手に理論を組み立て、「クズ」で片付けてしまうのは、本当にいいことなのだろうか。

終わりに:フリーターはニートよりマシ?

フリーターは、非正規雇用ながらも働いている。一方、ニートは働いていない。では、どちらがクズか?正直、何とも言えない。冒頭で書いたように、ニートにもそれなりの事情がある人もいるので、一括りにすると現実が見えなくなる。それに、フリーターもニートも、世間からすれば「プー太郎」なので、別に比べる必要もないんじゃないかと、僕は思う。

>>フリーターとニートと無職の違いとは?同じようで違う意味を持つ

-フリーターの特徴

        

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