フリーターの一人暮らしにまつわるお金の全て

投稿日:

経験者から言わせると、フリーターの一人暮らしは決して不可能ではなかった。しかし、「お金」のことをしっかり考えていないと、フリーターの一人暮らしは辛いものになってしまうことにも気が付いた。家賃にもよるが、フリーターで一人暮らしするならそれなりに稼がないといけないし、生活費の管理も大切。また、一人暮らしの初期費用も無視できない。その辺をできるだけ解説してみる。

フリーターの一人暮らしに必要な収入金額

最低でも月の手取り15万円は必要だと感じた

僕なんて「手取りが10万円あれば余裕でしょ!」とか最初は思っていたが、やってみると10万円じゃ全く足りなかった。僕の経験上、手取りで15万円はないと無理。できれば20万円は手取りで稼がないと余裕のある一人暮らしはできなかった。

手取り給料15万円を稼ぐには月収20万円程度必要

それくらい稼ぐと社会保険加入になるので、保険料と年金、税金あたりを天引きで合計4万円前後は引かれる。それも考慮してアルバイト選びをする必要あり。

関連フリーターはどれくらい稼げる?働く時間と時給で計算

時給1,200円前後でフルタイムアルバイトする

それくらいでやっと月の手取りが16万円前後になってくる。週3日で一人暮らしは無理。もちろん、時給は地域にもよるが、できるだけ稼がないと一人暮らしの継続が難しくなる。現実はそんなに甘くない。

関連フリーターにおすすめのアルバイトまとめ!時給が高いのを狙え

また、「家賃相場の安い地域に住んで、時給の高い都市部でアルバイトする」という戦略は大事。その際、交通費支給のアルバイトを選ぶのは必須。

少なくてもいいが、生活が苦しくなる

上記の金額は、あくまでも「普通の生活をするなら」という前提つき。もしかしたら、かなりの極貧生活を送れば、もっと少ない給料でも可能かもしれない。しかし、そもそもな話、正社員でも一人暮らしが大変になる世の中なんだから、フリーターだって稼がないと難しいのだ。

一人暮らしで掛かる生活費

一ヶ月の生活費合計は10万円以上になるのが普通

僕の場合は月に13万円前後は掛かっていた(家計簿をつけていたので正確な数字)。一人暮らし未経験だとその辺の感覚がわからないのだ。一人暮らしは、想像以上にお金が掛かるという事実を。以下、生活費の内訳。

家賃|5万円前後

地域によって相場は違う。物件によってはもっと抑えられるし、もっと掛かる場合もある。家賃を高めにしてしまうと後悔するので、不動産屋をハシゴするなど、妥協しないで探した方がいい。

食費|3万円前後

ここは節約すればかなり抑えられるが、節約しすぎると健康に悪影響が出て逆に出費が増える恐れもある。節約しやすい生活費だが、個人的にはあまり削らない方がいいとアドバイスしておきたい(贅沢しろということではない。普通に食べようということ)。

消耗品費|2万円前後(男女差あり)

シャンプーなどの化粧品系や、掃除用品やティッシュなどの消耗品代も結構掛かる。ここは、男性よりも女性の方が掛かる可能性は高いだろう。100円ショップを上手く使うなどして節約したいところ。

通信費(スマホ・ネット)|1万円前後

ネット回線なし、スマホだけなら、「mineo」のような格安SIM、「UQ mobile」のような格安スマホで契約すれば、月間2,000円前後に抑えることも可能。ネット代は、光回線よりも「Yahoo!Wi-Fi」のようなモバイルWi-Fiの方が安かったりする。通信制限が気になるなら、「auひかり」のような安いネット回線を探した方がいいだろうが。

水道光熱費|1万円前後

地域によって変動するが、だいたいこれくらい。プロパンガスより都市ガスの方が安かったりするので、物件選びで注意してみるといい。また、電力自由化を上手く使っても節約できる。水道代は、実は地域によって結構値段が違う。

娯楽費|人による

例えば、一回3,000円の飲み会に週一で参加すると、それだけで月間12,000円掛かる計算になる。二次会でカラオケでも行けばもっと掛かる。洋服とかも買いたいだろうし、遊びに行きたいだろうし、趣味にもお金を使うだろうし、デートにもお金が掛かる。油断していると、娯楽費がかなり膨れ上がるのでご注意を。

国保・年金・住民税(社保未加入の場合)|3万円前後

社会保険に加入していれば給料天引きだが、国保だと納付書で支払う必要がある。ただし、最近はアルバイトでも社会保険お強制加入対象になりやすくなっているが。

関連フリーターが社会保険と厚生年金に強制加入になる条件とは

もしも自分で支払う場合は、天引き分を考慮してお金を管理する必要が出てくるというイメージ。

奨学金返済(あれば)|2万円前後

僕はこれがあったのでなかなか重たかった。返済がきつい場合は、猶予制度を使うなどして、何とか延滞だけは回避するべき。

関連フリーターが奨学金の返済に困った時の制度など!自己破産しない為に

普通に一人暮らしすると15万円前後は掛かる

上記の内訳で娯楽費以下を無視しても、12万円前後は掛かる計算になる。普通に生活しようと思えば、それくらいの出費は仕方ないということだ。現在の収入で厳しいなら、生活水準をかなり下げるか、もっと稼ぐか、どちらかの対策が必要になる。

関連フリーターがお金を稼ぐコツ!バイト選びや副業の話

賃貸物件の更新料もお忘れなく

物件によっては設定されていないこともあるが、大抵の物件は2年に一回は更新料を支払うようになっている。額にして、家賃の一ヶ月分。つまり、2年に一回は2倍の家賃が請求されるということ。ここを忘れているとかなり痛い。

無視できない急な出費の話

急な入院による出費

僕はいきなり虫垂炎(盲腸)になって一週間入院したことがある。高額療養費制度や傷病手当てがあるとはいっても、治療費は払わないといけないわ、その間は働けないわで、何かと大変だった。やはり、貯金は必要。

結婚式のご祝儀・旅費交通費

「ご祝儀3万円」はバブル時代の話なので、最近は2万円でも大丈夫だったり。「割り切れる数字」とか言われるが、気にしなくていいらしい(そもそも3万円だって割り切れるし)。ちなみに、遠方での結婚式に呼ばれた場合、祝儀に加えて旅費交通費が掛かり、10万円近くになることもある。

急な交通費の発生

親が倒れたとか、親族が倒れたとかで、遠方の故郷に帰る場合、それなりの交通費負担が発生する。

礼服が急に必要になる

社会人になるとありがちな「緊急招集」に応じる時、礼服を用意しないといけない場合も。お金がある時に買っておいた方が無難。

友達や恋人に旅行に誘われる

金欠だと断りたくなる旅行。友達なら断りやすいかもしれないが、恋人にせがまれて断る勇気があるか。それは、あなた次第である。

家の中の何かが壊れる

パソコンが急に壊れたとか、冷蔵庫が壊れたとか、洗濯機が壊れたとか、とにかく、一人暮らししているとそういう事態にも対応しないといけなくなる。この辺の出費もなかなか大きい。

一人暮らしの初期費用について

目安は合計20~50万円程度

引越す地域、引越し先までの距離、荷物の多さ、選ぶ物件、引越しの手段などで変わってくるが、普通にやるとだいたいこれくらいは掛かる。つまり、自腹で支払うなら、それくらいの貯金は必要ということ。

賃貸物件契約時の初期費用

敷金|家賃の1~2ヶ月分程度

物件に何かあった時の為の保証金のようなもの。普通に使っていれば解約時に全額戻ってくる。敷金返還に伴う争いは多いので、気に入らなければ争わないと損をすることも。ここは値切らなくてもいいと僕は思っている。

礼金|0~家賃の2ヶ月分程度

関東地方の風習。値切るのが面倒なら、最初から礼金ゼロの物件を探すべし。礼金ゼロの物件を豊富に持っている不動産屋を見付けるのが近道。ちなみに、礼金は「何とかなりませんか?」と相談するだけで意外と簡単に値切れる。

仲介手数料|家賃の半分~1ヶ月分程度

「minimini」なんかだと、家賃の半分だけなので個人的に好き。「家賃の一ヶ月分」という不動産屋が多い。不動産屋選びでも節約になるということ。

先払い家賃|一ヶ月分+日割り分のケース多し

家賃は前払いが基本なので、入るときにも当然支払う。物件によっては、「最初の一ヶ月はフリー」なんてところもあるので、初期費用を抑えたいなら視野に入れたいところ。

火災保険料|2万円程度

これは加入必須。物件によるが、だいたい1~2万円くらいが相場だと思われる。

鍵交換費用|1~2万円程度

見た目は新しくなっていないのに掛かっている場合、「別の部屋と交換しただけ」というケースもある。

クリーニング費用|場合による

物件によっては、入居時に請求されることも。敷金の返還問題を防ぐためか、こういう仕組みにしている大家さんもいたりする。

引越し業者に依頼すると5万円以上は掛かる

遠方への引越しだともっと掛かる。割と近くてもこれくらいは掛かる。荷物が多いともっと。安く抑えたいなら、宅急便で送るとか、自分で運ぶとかの選択肢もある。

家具や家電を揃えるとそれだけで10万円は越える

これはバカにならないので、抑えたいなら備え付けの物件を選んだ方がいい。もしくは、実家から持ち込むとか、知り合いに譲ってもらうとか。自分で買い揃える場合、絶対に値切った方がいい。「安くなりませんか?」だけでもいいので。家電店では効果絶大。

ちなみに:フリーターでも賃貸契約は普通にできる

別に「仕事は今探してます」という状態でも、意外と普通に契約できるもの。「フリーターだから」とか気にしないで、普通に部屋探しすれば大丈夫。まあ、大家さん次第なところがあるので、ケースバイケースだけど。

一覧フリーターの一人暮らし

Copyright© フリーターログ , 2018 All Rights Reserved.